soundオブジェクトには,パーツとしてwavefileがあります.
といっても,単に再生するファイルを指定するだけなのですが...
soundオブジェクト自体は,再生するwavefileの指定,ボリューム,パンの指定程度しかありません.
soundオブジェクトは,再生するwavefileの指定,パラメータの指定からなります.
1: sound {
2: # パラメータの設定
3: attenuation = 1.0
4:
5: # 再生する音の指定
6: wavefile {
7: filename = "test.wav";
8: };
9: } snd1;
音を扱うオブジェクトです.
attenuation float 音の強さ.
最大値は1で,最小値は0.
未指定の場合は,default_attenuationが利用される.
default_attenuationのデフォルトは 0.
Attenuation = attenuation * 100 Db (Decibels)pan float 音の位置.
最大値は1で,最小値は-1.
負数の場合は左寄り,正数の場合は右寄りで音が出ます.
未指定の場合は,default_panが利用される.
default_panのデフォルトは 0.
If pan < 0: right channel attenuation = -pan * 100 Db (Decibels)
If pan > 0: left channel attenuation = pan * 100 Db (Decibels)default_code integer, integer list, string デフォルトのcodeを指定.
trialオブジェクトで,このsoundオブジェクトを利用した場合に,このcodeが使われる.default_port_code integer デフォルトのport_codeを指定.
trialオブジェクトで,このsoundオブジェクトを利用した場合に,このport_codeが使われる.
音ファイルを扱うオブジェクトです.
filename string 読み込むファイル名
フルパスで指定しない場合,Presentationで指定するDefault Stimuli Directoryか,シナリオヘッダで指定できるDefault_pathで指定されたパスにファイルがあるものとします.preload boolean 先読みの指定.
falseを指定しておくと,読み込み命令load等が実行されるまでメモリに読み出されない
PCLを利用しない場合は,このパラメータを指定しないこと.