Presentation用のファイルは以下の6種類です。
実験のプロジェクトファイルです。
実験に関する設定などを保存しておく場所です。
最初にファイル名を決める以外は意識することは無いと思います。
呈示に関するシナリオファイルです。
記述言語はSDLです。
このシナリオに沿って実験は進められます。
シナリオファイルは、以下の2つの部分から成り立っています。
※補足※
Scenario Fileの例 1: # sample1.sce
2:
3: # シナリオヘッダ
4: default_font_size = 100;
5: default_text_color = 0,0,0;
6: default_background_color = 255,255,255;
7: default_trial_duration = stimuli_length;
8:
9: # シナリオ
10: begin;
11: picture{}default;
12:
13: trial{
14: picture{
15: text{
16: caption = "Hello World!";
17: };
18: x = 0; y = 0;
19: };
20: duration = 1000;
21: }hello_world;
22:
23: trial hello_world;
再利用の為のテンプレートファイルです。
シナリオや、オブジェクト、トライアルなどを書いておきます。
シナリオ用なので、記述言語はSDLになります。
主に、シナリオ用(シナリオとオブジェクト)と、トライアル用の2種類に分けることができます。
プレゼンテーションをコントロールするファイルです。
シナリオファイルだけでもプレゼンテーションすることは出来るのですが、
実験が複雑になってきたときや、テンプレートの一部を修正して実験を行うときに利用します。
記述言語は、PCLになります。
このファイルを利用する場合は、シナリオファイルにおいて
pcl_file = "pclファイル名.pcl";
のようにファイルを指定する必要があります。
上記のシナリオファイルの例と同様のことをする例を下にあげます。
なんでこれだけ、PCLと略されてるんでしょうね。
PCL Fileを使う例 1: # sample2.sce
2:
3: # シナリオヘッダ
4: pcl_file = "sample2.pcl";
5: default_font_size = 100;
6: default_text_color = 0,0,0;
7: default_background_color = 255,255,255;
8: default_trial_duration = stimuli_length;
9:
10: # シナリオ
11: begin;
12: picture{}default;
13:
14: trial{
15: picture{
16: text{
17: caption = "Hello World!";
18: };
19: x = 0; y = 0;
20: };
21: duration = 1000;
22: }hello_world;
1: # sample2.pcl
2:
3: hello_world.persent();
ログ取得のためのファイルです。
とくに作成しなければ、Presentationをインストールしたフォルダにあるdefault.sdfが使われます。
未確認ですが,発生したイベント(レスポンス)ごとの記録するログの定義の他、
測定値の平均や分散といった解析も行うことができるようです。
ログファイルです。
上記のsdfに従って記録されます。
単純なテキストファイルです。