Xクライアントとしての利用

せりか式 - Linux - X on Windows - Xクライアントとしての利用

Xサーバ側のディスプレイマネージャによって、設定が異なるため、各自応用を利かせてください
また、Xサーバ側がグラフィカルログイン状態になっていないとログインできません

Xサーバの設定

(ここでは、Red Hut Linux 6.2(xdm)を例にして説明します)
* 12-Jan-2003: Redhat Linux 7.3では特に設定する必要は無いようです。

  1. 設定ファイルを書き換える
/etc/X11/xdm/xdm-config
 変更前
    24: DisplayManager.requestPort:       0
 変更後
    24: DisplayManager.requestPort:       177

/etc/X11/xdm/Xaccess
 変更前
    40: #*            # any host can get a login window
 変更後
    40: *             # any host can get a login window
    今回は、すべてのクライアントからの接続を許可してしまっていますが、
    通常は特定のホストからの接続のみを許可することになります
    Xaccessの中に簡単な説明があるので、自分に適した書き方をしてください
  1. ディスプレイマネージャの(再)起動

X on Windowsの設定

  1. リモート接続用の設定ファイルを作成する
    それぞれのファイルを以下の用に修正する
xow-xxx.bat
    1: @echo off
    2:
    3: c:
    4: cd C:\PROGRA~1\HOLON\XONWIN~1\bin
    5:
    6: run.exe bash --login /boot/xow-xxx.sh

xow-xxx.sh
    1: #! /bin/sh
    2: PATH=/usr/X11R6/bin:$PATH
    3:
    4: # Connect xxx
    5: XWin -query xxx.xxx.xxx.xxx -from yyy.yyy.yyy.yyy -screen 0 1024 768 &
    6: #     xxx.xxx.xxx.xxxには、接続先アドレス yyy.yyy.yyy.yyyには、クライアントアドレスを入れてください
    7:
    8: # exit shell
    9: exit

以上で設定は終了です
作成したxon-xxx.batで接続できます

ログイン後の設定

  1. X上で使うキーマップをロードする
    キーボードに関する設定です
    .xsession(0755)にシェルスクリプトとして書いておけばいいはずなのですが、なぜか"server refused"になり接続できなくなります
    そのため、毎回ログイン後に実行する必要があります(ログイン毎に1回(複数回やっても問題ありません))
    (ただし、キーマップがjp106である必要がない人は必要ありません)
    $ xmodmap /etc/X11/Xmodmap.jp


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